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為替: ブッシュ政権の終わりの始まり=第三の男
ラムズフェルド米国防長官の辞任が中間選挙での共和党の敗北宣言になった。選挙中の辞任はブッシュ政権の政策失敗を確認することになるため出来ないことで、いずれラムズフェルド長官は辞任すると予想されていて、驚くことではない。しかし、既にこれから2年後の大統領選挙に向けた共和党の巻き返しが始まったことの宣言でもある。米国の政局に関しては報道の渦になるが、為替に関しても予想されていたようにほとんど反応はない。しかし、中長期的には影響する点が幾つかあり、気になる点を簡単に再検討してみた。

1)米債券市場の反応は長期債利回りの小幅低下。これは今後、共和党の財政環境を無視した減税や歳出増加が抑制されるとの見通しに基づいている。この見通しに問題はない。余分なあぶく銭が経済に供給される可能性が少なくなるため、これからさらに減速する景気に大きな支援は考え難い。この点は短期的にドルと米国株の悪材料。

2)ポールソン新財務長官が選挙に全くタッチせず、共和党であれ民主党であれ、米国の経済問題の解決に向けた姿勢を維持していたことを再確認する必要がある。この点で米国の財政政策に目立った変化は予想されず、中長期的な問題を含めて改善することはあっても、政策面で悪化するとは考え難い。ただし、景気減速が税収減になることは止められない。残り2年間のブッシュ政権の期間に渡っても、ポールソン財務長官がいる限り、選挙目当ての無謀な財政支出は抑えられると考えて良いだろう。この点はドルにとって好材料になる。

3)議会で民主党の勢力が増大するため、地域紛争に対する米国の武力介入の可能性が少なくなり、米国の財政に関してこの点はドルにとって好材料。また、イランや北朝鮮の核開発に対して米国のタカ派姿勢が弱まるため、地域的な緊張が高まる頻度も少なくなるだろう。円に関してはマイナス材料が少なくなる。既に米国は国連抜きに海外での軍事行動が難くなっており、この傾向がさらに強まると思われる。

4)米議会で民主党の勢力が強まるため、今後予想される景気減速の中で中国人民元や円にとばっちりが及ぶと予想して良いだろう。ただし、米国の雇用市場がまだ堅調であり、さらにポールソン財務長官が既に人民元問題を収拾しているため、かつての民主党政権すなわち円高圧力という図式はあまり通用しないだろう。

5)中間選挙が終わったため、FRBは今後の政策運営で手足を縛られなくて済むようになる。ここ数ヶ月は景気に更に冷や水を浴びせるような引き締めスタンスが控えられていたと筆者は推測していたが、これからはインフレ期待感を押さえ込む方向に若干軌道修正される可能性がある。ただし、大統領選挙に向けた共和党の選挙戦略にFRBがどれだけ抵抗できるかは別問題だ。バーナンキ議長とFRBが信認を回復するチャンスだが、これが出来ないとドルの寿命が短くなる。

6)民主党は押せ押せムードになりつつあり、黒人のイリノイ州上院議員オバマ氏が大統領候補としてポップスターのような任期を集めている。ヒラリーNY州上院議員と民主党候補の座を争う勢いになっていることは、米国民がいかにイラク戦争で疲弊しているかの証左でもある。米国は新しいリーダーを求め、状況の転換を求めている。米国が内向きになり、保護主義的な方向に向かう可能性もある。こうした米国のセンチメントの変化が為替にどう影響するかはまだまだ不透明だが、雇用環境が悪化すると、貿易黒字を溜め込んでいる国に対する不満が鬱積するだろう。

以上、簡単に今後考慮すべき点を列挙してみたが、現在の為替市場の焦点は日本の円金利がいつ上昇するかということのようだ。米国金利がもう0.25%上昇して打ち止めになるのか、それともこのままかなりの期間据え置きになるかは、短期トレーディングでは大きな要因だが、米金利は既にピークを迎えており、今後の金利動向が中長期のドル円トレンドに与える影響は少しずつ弱まると予想している。米国の金利動向がドル高に作用する度合いが弱まり、ドル安に作用する度合いが強まると思われる。
(参謀:第三の男)


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