商品先物 使える!相場参謀本部ログ 為替: 為替市場はがっぷり四つ、霧が濃すぎる=第三の男
FC2ブログ
プロフィール

エム・ケイ・ニュース「Futures Japan」編集部

Author:エム・ケイ・ニュース「Futures Japan」編集部

日本唯一、先物マーケットにこだわった情報誌「Futures Japan」編集部です。海千山千の参謀たちの知恵とアイディアを、ブログ読者の方たちだけにこっそりお送りします!

相場参謀本部

「相場参謀本部」本体はこちら!

「相場参謀本部」の全ての記事を読むには 会員登録(無料)が必要です。

最近の記事

協賛サイト

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

フリーエリア

※注意事項※

◆ 本サイトで言及している投資戦略・戦術およびトレーディング・アイデアは高いリスクを伴う可能性があり、すべての投資家に適切な投資対象であるわけではありません。これらの投資戦略・戦術やアイデアをご自身の運用に採用される場合には、ご自身の投資経験や知識ならびに資金力等を十分にご勘案のうえご判断ください。

フリーエリア

Technical Cracker’s (Futures Club) お気楽極楽投資クラブ

使える!相場参謀本部ログ
商品先物・為替のプロがあなたをサポートする「相場参謀本部」ブログ!提供はエム・ケイ・ニュース社です。
>>相場参謀本部のホームページ
為替: 為替市場はがっぷり四つ、霧が濃すぎる=第三の男
非常に奇妙な展開になっている。基本的にこの1週間の戦はとりあえずドル・ブルが負けたと言ってよいだろう。霧が濃くなって戦況が見え難くなる中でドル・ブルがさらに仕掛けられなくなったが、これを良いことにショートで攻めた方も週末にかけてショートカバーを強いられた。経済指標やファンダメンタルズなどを云々する状況ではなく、ロンドンのインターバンクでは大手の投機筋がドル・ロングの戦線を縮小し始めたとの話も伝わっているが、確たる証拠はない。今週も奇妙な展開が継続する可能性が高く、FOMCが言い訳にされるだろう。FOMCの声明が幾らかタカ派の色彩を見せたとしても、霧が晴れる訳でもなく、短期トレーディングは別として飛びついてドルを買えるような状況ではない。その後は米国の不動産市場統計、そして金曜に第3四半期のGDP速報など、手出しをしない言い訳材料が多い。筆者も同類で全く見通しが立たない。今年の稼ぎが足りないディーラーは年末が視野に入る状況でかなり焦っていると思われる。

不透明感が強まった基本的な理由は、米国金利の見通しがガラリと変わり、早期利下げから長期間の据え置きに変化しつつあることだろう。米債市場も同じような状況に陥っている。ユーロ圏のビックリする景気の強さを背景にECBの金利上昇基調に変化はなく、英国も11月利上げがほぼ確実になる中で、米国の景気動向とコアのインフレ動向が引き続き焦点になっているが、どちらも1ヶ月、2ヶ月の数値で明確なトレンドが読み取れるわけでもない。注視しなければならない重要な動向は米国もユーロ圏も、エネルギー価格上昇が物価全般を押し上げていて、今後さらに賃金上昇に繋がるかどうかということだ。米国の場合は景気減速がGDP成長率2%前半で底を打つようだと、物価全般を押し下げるような減速ペースにならず、FRBのシナリオが狂ってしまう。バーナンキFRB議長の信認に関わる問題にも発展しかねない。しかし、足下の景気とインフレの状況を反映した物価と賃金の関係が明確になるには数ヶ月かかる。賃金が明らかに上昇しはじめると、FRBは金融政策が後手に回っていると批判されるだろう。ユーロ圏も同じ環境にあり、ECB高官はしばらく間違ってもハト派的な発言をする筈がない。

いずれにしても、現在の為替市場はそうした景気、インフレ動向より極めて市場力学に影響されていると筆者はみている。マラドーナなら「神の手」とでもいうような、何かが動き始めているような気配を感じている。ドル円で120円手前のオプション・バリアは当然としても、輸出業者によるフォワードのドル円売りの厚さに加え、円キャリー取引の調査強化などという新聞記事も出はじめている。ロシアまでタイミングを待っていたかのように外貨準備への円資産繰り入れ計画を話し始めている。一方、ユーロドルでも1.25ドルが実需の買いを含めて非常に堅く見える。一方でユーロ円は150円をなかなか上抜けないでいる。9月にシンガポールでG7プラス・ロシア・中国が為替市場の安定で何らかの密約を交わしたとはとても思えないが、そうした方向で夫々の思惑が一致していたと邪推しても、全く見当違いではないだろう。全く予期せぬ事件でオプション・バリアが吹き飛ばされるなり、拗れた大きなポジションが一気に清算されるなど、上でも下でもドルがレンジを抜け出さないことには現在の深い霧は晴れそうもない。結局、昨年末のような一気に相場が動くまで待たなければならないのだろうか?
(参謀:第三の男)

もっと記事を読みたい方は・・・
相場参謀本部へ!
(全てのコンテンツを見るには会員登録【無料】が必要です)
スポンサーサイト



テーマ:為替取引 - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事に対するコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2006/10/23 21:44】 | # [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://sanboblog.blog35.fc2.com/tb.php/410-3e977730
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)