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為替: 日本がユーロ円介入も辞さないとか???=第三の男
ECBの利上げと金曜の米非農業雇用を前にしてビッグプレーヤーが大きく動かなくなっているためか、トレンドが不透明なためか、為替市場が荒んでいるようだ。北朝鮮の核実験実施計画を受けて円が売られるのは納得がいくが、ユーロ円が再び150円向かう際にECBがユーロ円でレートチェックをしているとのウワサ、その次に日本はユーロ売り・円買いの介入も辞さないとの時事通信社の報道など、悪質な冗談とも取れる話がまかり通りはじめている。時事通信の報道を目にしていないが、為替ディーラーの話だったと聞いている。ユーロ円の150円には死に物狂いのポジションを抱えている市場参加者が多いと推測されるが、日本の新政権には為替の素人閣僚が多いため、馬鹿な話が飛び出してケガをしないように注意する必要がありそうだ。いずれにしても、市場がこうした話に飛びつく足下の微妙なセンチメントを無視できない。

9月のG7以来、ユーロ円の150円が政治的水準になっているもの、口先介入でどうにかできるようなものではないことが日本の政府高官には分かっていないようだ。ここ数ヶ月間はユーロドルがディーラー泣かせの安定したレンジに留まっていて、問題は全て超低金利の円にある。円金利を引き上げればユーロ円もドル円も問題なく水準調整ができる。円金利を引き上げたくないので、口先介入、それでもダメなら実際のユーロ売り・円買い介入というのは全くの時代錯誤というか素人の怖さでしかない。85年のプラザ合意以降、日本だけでなく様々な国が市場介入を行ってきているが、世界の金融関係者の間では金融政策を伴わない介入には効果がないことが歴史的な共通認識になっている。金融政策を触らないで為替水準を変更する腕力介入もあるが、投入資金は数兆円の規模に上る。ユーロ円の片割れはユーロドルであり、この巨大なユーロドルの為替水準にも影響せざるを得ないユーロ円の介入資金は数兆円の規模では納まらないだろう。

米国の景気減速が不況に至らないだろうとの見方が強まっている中で、ドルは表面的に堅調のように見えるが、内実はそれほど強くないと筆者は見ている。経済のファンダメンタルズは依然として経常収支赤字と財政赤字が巨大な課題であり、経済成長が鈍化すればこの1年ほどの税収増加も望めなくなってしまう。寝た子を覚まさないように、ドルはそっとして置かなければならないのが実情だ。ドルがゆっくり下落すれば、米国の輸出を後押しでき、世界経済の不均衡是正にも貢献できるだろうが、ドルが急落しても誰も驚かない状況では、見た目のドルの堅調さに手出しができない。日本の投資家が金利に誘われて米国政府にお金を貸している流れを混乱させることはできない。米国の景気減速が進行中の現状ではなおさらだ。この流れがよじれたら、ポールソン米財務長官は顔色を変えるだろう。

ユーロ円の介入はあり得ないと考えるのが常識的な認識だが、技術的な可能性も残されているので、100%笑い飛ばすのではなく、一応頭の隅に僅かな可能性として記憶して置く方が無難だろう。お化けが出ても可笑しくないのが為替市場だ。技術的可能性というのは、日本の必要もないドルの外貨準備を外国の通貨当局とのスワップ協定を通じてユーロとスワップして、これで得たユーロを売って、円を買えば済むことだ。いずれにしても、既に指摘したように現在の経済・金融環境での為替調整は米国にとって非常にリスクが高い。ドルの急落で、米国の経常収支赤字を埋める日本をはじめとする外国から資金が短期的にでも米国に流れなくなることは、世界中の金融当局者の悪夢だ。世界経済の不均衡の一番の問題点はここにある。

余分な話だが、北朝鮮の核実験は、実際に行われたとしても長期的な円安要因にならないと筆者は考えている。日本から見ても北朝鮮は不可解な国だが、欧米からみるともっと不可解というか、気味の悪い国であり、そうした無知が恐怖感の源だ。トレーディングでは市場の流れに逆らえないが、地政学的リスクに関する事実認識や状況判断では米国にみられる恐怖感に踊らされないことが肝心だ。米国が中間選挙を控えていて、ブッシュ政権が北朝鮮の核実験を占拠にどう利用するか注視する必要がある。
(参謀:第三の男)

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