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為替: ポンドの反落に納得=第三の男
ポンドの急騰は気味が悪いと思っていたが、やっぱり反落した。26日火曜には一時0.6685ポンドまでユーロ安・ポンド高が進んでいたが、29日金曜には一時0.6788ポンドまでポンドが下落した。基本的にポンドのロングが損切りを強いられた結果だが、その理由がもう一つすっきりしない。大きな理由は複雑な話だが、フィナンシャル・タイムスの報道によると、政府統計局が第2四半期のGDPの細かい計算で間違いをしていたことが発覚し、輸出価格のインフレ率を前年比3.8%上昇からわずか0.6%の上昇へと極端な下方修正強いられたことで、第2四半期の名目国民所得が速報の前年比6%から4.8%に大幅に下方修正されたためだ。すなわち、名目の国内生産額の増加率が実は速報ほど大幅なものではなく、国内生産に起因するインフレ圧力が極端に高まった訳ではないということになった。言い方を変えると、早急に引き締めをする必要性に疑問が出てきたことになる。もう少し分かり易い理由は、第2四半期の実質GDPが速報の前期比0.8%から0.7%へと予想外の下方修正になったことだ。

この結果、11月利上げ、もしくは10月にも利上げを行うのではないかという思惑が後退し、早期利上げシナリオで積み上がったロングが梯子を外された格好になった。これに加えて、原油価格下落によるインフレ圧力の後退、そして米国の景気減速が恐怖するほどのものにならないとの見通しが強まったことも、英米金利差縮小シナリオを混乱させてしまった。24日にはポンドドルが一時1.9072ドルまで上昇していたが、29日金曜には一時1.8722まで急落した。再び1.90ドルがポンドにとって、マジックナンバーになっている。

今回のGDP統計の計算間違いは、多くの国の金融政策担当者が注目する中長期的なインフレ圧力に関するもので、全く別の統計系列である消費者物価とは関係がなり。潜在的なインフレ圧力がGDP等の統計から推測されるより弱いとしても、現実の物価上昇ペースは依然として高いため、政策担当者は足下のインフレ率と中長期的なインフレ傾向との間で政策の整合性をどのようにとるか、政策の舵取りが難しくなる。こうした環境で、早期利下げ見通しが後退したものの、短期金利先物市場は依然として年内の4.75%から5.00%への利上げを織り込んでいる。したがって、ここ一月ほどの間に高まったポンドの投機的な買い上がりは一応ポジション調整が完了したと思われるものの、ポンド独自の理由から新たな下落トレンドがはじまったと見るのは早計だろう。

それより、ドル、そしてユーロの金利見通しがポンドをリードする状況に変わったと考える方が妥当だろう。筆者が注目していることは、ユーロポンドがここ数年維持されている0.68-0.70ポンドの大きなレンジに戻れるかどうかということだ。10月5日木曜のECB政策委員会からどういう話がでるかによって、ユーロポンドが馴染みの0.68-0.70ポンドのポンド安レンジに戻るチャンスはあると筆者は予想している。ポンドの「少し金利の高い擬似ユーロ」という性格が変わった訳ではない。
(参謀:第三の男)

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