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為替:混乱の中の二つのシナリオ=第三の男
ユーロとポンドのロングポジション、そして円のショートポジションが減少しているが、この1週間でどの程度大幅に減少したかが極めて大きなワイルドカードになっていて、特にG7とIMF総会を前にして為替を語ると物笑いの種になるリスクが大きい。それでも敢えて言うと、混乱の中で筆者は微かに二つのシナリオを考えている。その前提は米国が年内にもう一度利上げを行わざるを得ず、さらにインフレが抑えられずに来年になっても利上げの可能性が払拭されないことであり、筆者のベースシナリオになっている。

1)このなかで一つのシナリオは、日銀が本当に利上げを先送りしてしまい、円キャリーが再度本格化することだ。8月半ばに利上げ先送り見通しで円キャリーが復活したが、勢い付いたところで日本の景気が捨てたものではないとの見方が広がり、さらには円ショートが大きくなり過ぎたことで足下の混乱が発生している。日銀の利上げ先送りの可能性が大きくなれば、当然、安過ぎる円がもっと安くなり、政治的ショックで是正されるまでドル円の上昇が続くことになる。いつものパターンだ。このシナリオの問題点は、今回のG7はそうした政治的ショックを生まないと見られているが、我田引水のコメントが多いので十分注意する必要があることだ。

2)もう一つのシナリオは、FRBの再利上げが先延ばしになる可能性が高まっても、ドルが目立った下落を示さないというものだ。基本的には、米国経済の基調が依然として強く、住宅市場の急減速はバブル破裂に至らないとの見通しに沿ったものだ。巷では米住宅市場の減速が深刻で、景気を極端に冷やしてしまうとのと見方が非常に増えているが、そうはならないというシナリオだ。金利動向に対して超敏感になっている市場は、金利据え置き見通しが強まるとドルを売るだろうが、 長続きしない。筆者の20年近い知己で米国経済に対する万年ブルで知られる野村NYのエコノミスト、デイビッド・レスラーは、FRBの金利政策がちょうど良い手綱さばになっていて、さらなる利上げが必要ではないという。そして、この状況で成長率は3%前後で推移するとみている。これは極端としても、2%前後の成長が維持されるだろう。住宅市場のバブルの部分は消えるが、住宅ローン金利(長期金利)が既にこの数ヶ月の間に0.4%ほど低下していて、勤労者の潜在的な住宅需要を下支えている。問題は買い控えが発生してしまう点だ。足下の状況に即して言うと、再利上げ見通しが強まるとドル高・ユーロ安になる。利上げ先延ばし見通しが強まると、一旦ドル安・ユーロ高になるが、米経済への見直しでしばらくするとまたドル高・ユーロ安の芽が出てくるということで、中・長期的にはユーロの上値が重い展開になるというシナリオだ。別の言い方をすると、米国金利の上昇見通しによるドルの堅調さと、米国経済の基調的な強さを反映したドルの堅調さを混同すべきでないということでもある。当然、景気と政策金利は切り離せないが、現状では分けて考える必要がある。

1)と2)が同時に進行すると、ドル円の堅調さとユーロドル・ポンドドルの軟調さが同時進行することになる。ドルの一人勝ちのようなシナリオで、万年円ブルの筆者としては非常に居心地の悪い環境だが、致し方ない。また、ユーロ円・ポンド円は、ドル円の堅調さにもかかわらず上値が重い動きになる。日銀がなるべく早い時期に金融政策健全化のスタンスを明確にすることを願うばかりだ。インフレに対する警戒としての利上げではなく、金融政策の健全化のためであり、さらに世界中で過剰流動性を吸収する作業が進行している中で世界の金融市場に対するタダ同然の円資金の供給を絞るためでもある。
(参謀:第三の男)

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軟調

軟調とは相場が安いことをいい、調子が弱く買い気に乏しい状態のことです。 初心者への提言、外国為替FXの基礎知識【2006/10/13 17:02】