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見事な円の独歩高、だがいつまで?
ユーロ円の利食い売りを中心に、その他円ショートの損切を巻き込んで円はロンドン市場の引けまでじりじり下げ続け、見事な独歩高を演じた。日本の法人企業統計で4-6月の設備投資がビックリする大幅増加を示したこと、中国人民元が昨年の切り上げ後の対ドル最高値を更新するなど、米国の連休で極めて静かなロンドン市場では、理由がどうあれ円が買われ続けた。しかし、市場参加者が少ない中で大きな玉が飛び交うような、内実のある動きではなかった。予想外のイベントや金利見通しの転換などでドル円が急落する展開とは極めて対照的な動きだった。
ユーロドルはユーロ円の売りにも関わらず、非常に底堅い動向だった。ユーロ圏の7月生産者物価が6月の前月比0.2%から予想を超える同0.7%に上昇ペースを高め、ユーロの金利上昇見通しを一段と強めた。ポンドドルも落ち着いていた。

4日月曜の展開は単に浮ついたポジションの整理が進んだということもできるが、今後、市場が注目すべき点が幾つか明らかになった。その一つは、日銀が景気の底堅い間に金融政策を積極的に正常化させるかどうかだ。とりあえずインフレが非常に落ち着いているので、政策金利を引き上げる必要はないというのは、政治家と行政府の発想であり、独立しているはずの中央銀行が優先課題にする議論ではない。8月半ばに発表された改定後の消費者物価統計がCPIのトレンドを下方修正させ、日銀の利上げが来年の半ば以降に先送りされたとの見方がこの2週間の間に急速に広がっていて、円キャリー・トレード復活との認識が広がっていた。4日月曜はこの円キャリー復活シナリオに冷や水を浴びせており、NY市場の休み明けに市場のコンセンサスがどう変化したか、注意深く見定めなければならなくなった。いつになく、日銀の金融政策が大きく円の為替に影響する環境になっている。現在の円との金利差を考慮すると、利上げの先送り見通しが再度強まれば、円キャリーが復活する状況であることに違いはない。

もう一つは人民元の動向だ。人民元が急速に切り上げペースを高めるとは考えられないが、9月半ばG7とこれに続くIMFと世銀の総会を控えて、政治的な思惑が為替相場に影響し易くなっている。切り上げ圧力を受けて中国が人民元の変動幅を拡大させるとは思えないが、そうした圧力自体が円高圧力になる環境に変化はない。今年4月のG7とIMFを契機に円が急上昇した環境をもう一度再点検する必要がある。その点でシカゴIMMの円のショートポジションが依然として極めて高い水準で推移していることが撹乱要因になり兼ねない。

もう一つの点は、ユーロ円が簡単に150円を割り込んだことだ。単純に言うと、150円を超えた水準は危険水域であり、今後、この水準を取り返しても、何らかの要因、イベントで再び簡単に割り込むこともあることを十分認識すべきなのだろう。
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