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【欧州諜報】為替: 米FOMC議事録, インフレより景気を重視=第三の男
[08/30 07:18]
FRBはインフレを懸念しているものの、オーバーキルが怖くて景気に配慮する姿勢を鮮明にしている。利上げ休止を決めた8月FOMCの議事録は、様々な解釈が可能な内容になっているが、悪く言えばインフレ容認、良く言えば慎重といえる。しかし、中央銀行の最大の任務は物価安定であるとの欧州での常識から判断すると、信じ難いスタンスだ。バーナンキ議長だけの認識ではなく、投票権を持つ9人が同じ考えで、異議を唱えたのはリッチモンド連銀のラッカー総裁一人だった。

救われることは、ラッカー総裁がFOMCの投票権を持って、利上げの要請で反旗を翻したことだ。「実質成長率は今後何回かの四半期に渡って幾らか低下する可能性があるが、同総裁の見方ではコアのインフレ率を低下させるほど十分に減速する可能性は低い。さらに、同総裁は実質短期金利がFOMCの間の期間に低下しており、さらに、持続的経済拡大と典型的に見合う金利に比べて依然として低い」と議事録は記している。欧州の常識に染まっている筆者はラッカー総裁と同じ認識を持っている。

また、議事録は「委員会後に公表される声明にはインフレリスクが依然として非常に大きいこと、さらに今回の委員会で政策が据え置かれたことは引き締めサイクルの終焉を画するものではないことを表明する点で全ての委員が合意した」と記している。いずれにしても、金融市場はFRBがインフレ抑制に向けた引き締めに対して積極的でないことを読み取り、再利上げの見通しがもう一歩後退するとともに、金融相場もその線に沿った動きとなった。

もう一つ今回の議事録で意外な点は、今後のインフレ動向を見通す中で、エネルギー価格の低下を想定していることだ。海外経済の需要が依然として旺盛だとの認識を確認する一方で、エネルギー価格の低下を予想するのはどういうことなのか?また、議事録で示された委員会の議論は、コアのインフレ率も今後低下すると予想しているが、国際商品価格が高止まりしている中で、ドルの低下による輸入品の価格上昇をも予想しており、一体どういう思考経路でそうなるのか理解し難い。今でも米国経済が世界を牛耳っていて、米国の内需が弱まれば国際商品価格も、エレクトロ製品・部品などグローバル製品・部品の価格も低下すると思っているのだろうか。ユーロ圏経済だけでなく、エマージング諸国経済も規模を大きく拡大し、世界経済に大きな影響力を及ぼしている今、FRBが時代錯誤に陥っているとしか考えられない。

高い名目金利の厚化粧がしばらくドルを支えるだろうが、FRBのインフレ・スタンスは長期的にドルにとってマイナス要因になるだろう。インフレによるドル資産価値の目減りに心配しないでよい短期為替トレーディングは別として、中長期的なドル投資は用心しなければならない。

(参謀:第三の男)


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