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【欧州諜報】 為替:唸りを上げる投資資金の存在を無視できない=第三の男
[07/26 07:19]
為替市場が8月8日のFRB政策決定を前に浮遊状態に陥る一方、原油を含めた商品相場もレバノン情勢を睨んで一喜一憂の気迷い状態に陥っている。ECBの8月3日利上げがほぼ確実ななかで、米債相場もFRBの金融政策は経済統計次第というスタンスに沿って右往左往している。一方で、少しでも高い利回り、少しでも大きなリターンを目指す唸りを上げた投資資金が待機していることに変わりはない。しかし、そうしたお金が一体どこにあるのか、そして何処に向かうのかを探ろうとすると、宇宙のブラックホールに吸い込まれるような気分になる。その一部でも為替市場を通ると、ファンダメンタルズの議論もテクニカル分析も吹き飛ばされてしまう。幸いなことにそうした資金は広範囲な投資家の夫々の思惑のなかで移動するため、売り買いがバランスを取ることがあり、時にビックリすることはあっても為替の中期的なトレンドを覆すことは少ないようだ。いずれにしても先進国だけでなく、エマージング諸国の中央銀行も金融を引き締め、世界経済の撹乱要因となる過剰流動性をさらに吸い上げなければならないことは確実だ。しかし、FRBが世界の過剰流動性をそれほど問題視していないのは、非常に不可解だ。

投資資金の規模が膨張している直近の良い例は、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)を軸とした投資家グループによる米大手病院チェーンHCAの約330億ドル買収だ。この過去最大級のレバレッジド・バイアウトでは、元の資金が55億ドルだけで、KKR、メリルリンチのプライベート・エクイティー部門、ベイン・キャピタルが夫々15億ドル、それにHCAの大株主が10億ドル出資することになっているが、残りの275億ドルは様々な形の金融商品を通じてヘッジファンドや投資銀行などから調達される。何処にそんなお金があるのか?依然として低い金利環境のなかで、どこからでも資金が集まるのだろう。

欧州でも現在メガディールが準備されている。こちらは資産証券化で世界的に知られる英国の投資会社テラ・フィマがドイツの住宅資産を証券化して54億ユーロの資金調達を進めている。このCMBS(商業用モーゲージ証券)は欧州で最大の規模になる。この証券はトリプルAの格付けを持つ証券から投資不適格の証券まで様々な形で投資家に提供され、投資家はリスク許容度に合わせて投資することになる。日本の投資家もこのCMBSに興味を示しているとフィナンシャル・タイムスは伝えている。

こうした金融エンジニアリングを駆使した金融商品は、債券やローンの債務不履行に対する保険であるCDS(Credit Default Swap)の普及で、機関投資が投資し易くなっているが、そうでない個人資産家も様々なヘッジファンドを通じて間接的に高度な金融商品に投資する道が開けている。それだけでなく、ロシアの新興成金はロンドンの超高級不動産(2億円以上)を買い漁っている。これまではアラブのお金持ちが避暑と買い物の便宜を兼ねてロンドンの超高級アパートを買い漁っていたが、今では新しい投資家層が加わっている。それ以外でも経済的発展と商品相場の急騰を背景に、エマージング諸国の新興成金が様々な投資市場で顕著なプレーヤーになっている。一方、欧州先進国のお金持ちは夏のこの時期、カリブ海や地中海の高級リゾートで別荘を物色している。

世界中で見られるマネーゲームはいつまで続くのか?米国が政策金利引き上げをもう一回か2回で打ち止めにし、日本も「ほぼゼロ金利」を長く提供し続けようと状況で、マネーゲームが近く終わりそうな気配は感じられない。5月、6月のエマージング市場を中心とした資産市場の急落でリスク許容度を低下させた投資家にとって、欧米のM&A市場は地政学的リスクもない、心休まる投資対象なのかもしれない。しかし、どれほど緻密に計算されたマネーゲームでも、ゲームには変わりがなく、いつは終わるだろう。半年か、1年か、もしくは2年先かもしれないが、問題は人より早く非常口にたどり着く手順を考えておくことだろう。

(参謀:第三の男)


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