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【Trader列伝】 Vol.9 リチャード・ホワイテッド~成功へのトレンドを追う
【FJトレーダー列伝】 参謀:梅田直人

05/11/04 02:28
【Trader列伝】 Vol.9 リチャード・ホワイテッド~成功へのトレンドを追う
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【Futures Japanトレーダー列伝 Vol.9】   
リチャード・ホワイテッド
Richard Whited
 
成功へのトレンドを追う
 
先物界では人と違う道を歩むトレーダーが多い。リチャード・ホワイテッドもそうだ。趣味として株取引を始めたが、いつの間にか先物取引が本業になっていた。ガンマ線探知器技師として働いていたときも、契約業者として油田発掘に関わっていたときも、トレードは常に生活の一部だった。クイックシルバー・トレーディング社(QTI)を設立したのは1981年。当初は油田発掘をしていたが、数カ月も経たないうちに休業に追い込まれる。5年後の86年1月、QTIはCTAとして再スタートを切った。
 


 69年6月、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校でソリッド・ステート分光学の博士号を取得。同校とルイジアナ州立大学で研究員を務めた後、ガンマ線探知器を扱うため74年にEG&G社に就職した。

 株取引を始めたのは66年のこと。71年には商品先物も手がけるようになった。

「新聞を読んでいて、たまたま銀貨と銀塊の価格差に気付いた。当時の株取引は自己流。価格差をうまく利用してひと儲けしようと考えた」

 そして成功。間もなく銀取引が本業よりも儲かるようになった。80年、EG&G社を退社。翌年、短期間油田発掘に携わった後、その1年後に本格的に商品取引を再開した。

「基本的にトレードは独学。初めての銀貨取引で利益を上げる幸運にも恵まれた。トレード再開まで何カ月も休んだが、結局はシステムにのめり込んでいった」

 80年に起きたハント兄弟事件でトレードをいったん休止した。テキサスのハント兄弟の銀市場買い占めで相場は1トロイオンス当たり6ドルから最高52.50ドルまで暴騰。しかし天井を付けた数週間後に相場は崩壊し、ハント兄弟は10億ドルの損失を抱え込むこととなる。

 ホワイテッドは82年にトレードを再開、当時はアドバイザーで現在はパートナーのジョン・プルマンの勧めに従ってCTAとなった。今では貴金属、金利、穀物、為替など流動性の高い市場の9割方でトレードする。うち3割程度はは外国市場だ。1週間に新規建玉なり仕切りで動くのは1〜2回。1週間に3〜4回は玉をロールオーバーする。建玉期間は通常2〜3カ月だ。

「トレンドはフレンド」という。だから「トレンドをうまくとらえれば大きな利益を取れる」と考え、そのアプローチを実践している。ディスクレッショナリー取引全体では、94年に開発した長期トレンドフォロー・システムを使っている。ブレイクアウトと長期チャートパターンを使って市場の動きをモニターし、売買シグナルを出すシステムだ。

「当初は様々なシステムを使っていたが、次第にガタが出始め、効果的でなくなっていった。そこで一つのシステムを選び、自分に合うよう手直ししたところ、目を見張る進歩があった。最初のプログラムは数多くの異なるシステムを使っており、必ずしもスムーズな運用成績が出るような相関関係にはなかった」

 新システムはコンピュータがシグナルを出すテクニカル・システムだ。商品いかんにかかわらず3回のうち1回は買い、1回は売り、残り1回は見送りとなる。分散性の高いプログラムは64の市場を追い、たくさんの異なる建玉を長期間にわたって維持するため、シングル・トレンドフォロー・システムを用いている。64商品はそれぞれの相関性を最低限に抑えることを目的に選出した。このシステムは1年につき100万ドル当たり約1000枚を取引する。

 さらにシステムを簡略化することで一貫したリターンを上げることが可能となった。99年は運用資産690万ドルで16.35%を上げた。98年は31.20%、97年は44.67%、96年は14.05%、95年は42.44%。平均ドローダウンは8%で、約3カ月間続く。これまでの最大ドローダウンは95年12月のマイナス17.14%で、7カ月間続いた。

 トレード・ポリシーは、銀貨を取引していたときに起きた最大損失への対処方法が基礎になっている。

「かなりの利益を上げていたが、流れが急変し、わずか1日で利益の半分を失った。このときシステムに対する情熱は失せたが、トレードに対する意気込みは逆に燃え上がった」

 もう一つの重要な要素はデータ重視の姿勢だ。多くのトレーダーはプログラム構築に十分なデータを使用せず、短期データに偏りがちだと言う。トレンドを見極めるには、長期データが有益だ。ホワイテッドの場合、取引には2〜3年間のデータを用いる。良いトレードは質の高いマネーマネジメント、データの尊重、最低限のコストで決まると確信している。いたってシンプルだ。

「若いトレーダーは刺激を求めてトレードにのめり込む。収益よりスリルを求める。しかし私は収益を上げるためにだけトレードしている」


※この記事は月刊『Futures Japan』2000年6月号より転載したものです


(参謀:梅田直人)


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