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【Trader列伝】 Vol.8 マックス・アンスバーカー~オプションで稼ぐ


【FJトレーダー列伝】 参謀:梅田直人

05/10/28 02:56
【Trader列伝】 Vol.8 マックス・アンスバーカー~オプションで稼ぐ
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マックス・アンスバーカー


【Futures Japanトレーダー列伝 Vol.8】   
マックス・アンスバーカー
Max Ansbacher
 
オプションで稼ぐコントラリアン
 
もし法曹界に入っていなかったら、トレーダーとしてのマックス・アンスバーカーは存在していなかっただろう。90年以降、彼の口座の年間収益率は33%を記録している。
 
  ニューヨーク大学で税法の学位を取得し、エール大学で法律を修めた。しかし法曹界には進まず、73年にオプションのトレードを始めた。それはまさに千載一遇のスタート地点だった。73〜74年の株式の弱気相場でコールを売り続け、この成功をもとにオプション取引の専門書『New Option Market』を上梓した。


 その後もトレードに全力を傾けた。75年にベア・スターンズ証券に入社。以来、ブローキング、トレード、一任勘定口座のマネジメントなどを20年にわたって続けた。そして95年後半、アンスバーカー・インベストメント・マネージメント(AIM)を設立、CTAとして独立した。

 この独立は正解だったといえよう。96年、AIMは19・5%の利益率を達成。翌97年は10月にマイナス13・6%と単月としては最悪を記録したが、年間収益率は80・7%を達成した。現在はエリザビル・パートナーズとパートナーシップを組み、500万ドルを運用している。

 自身の成功の要因を、彼はポジション構築、市況分析そしてリスク・マネジメントだと考えている。

「自分の人生がゆっくり動いていると感じればオプションの買い、どんどん先に進んでいると思えばオプションの売りを選ぶべきだ」


<最新の記事は相場参謀本部へ!>



 しかしそれなら、自身も永遠の人生プランを立てなければならない。プットでもコールでも、オプションを単発でのみ売るからだ。自分の時間に関する概念をこう説明する。

「シンプル・イズ・ベスト。なぜ澄んだ水をかき回して濁すようなマネをするのか。スプレッドをかければ確かにリスクは限定できる。だがそれには大きな値札が付いている」。

 ベストの価格をヒットするため、インプライド・ボラティリティに注目する。相場の方向性に対して自信があり、スパイク(一日だけ値が飛ぶような日)があれば、彼にとってベストの市場環境なのだ。しかしボラティリティは諸刃の剣。

「相場が急変する場面はチャンスであると同時に、私の戦略に対してネガティブに働くこともある」

 ボラティリティが高まれば、売っていたオプションのリスクもプレミアムも高まる。そうなれば損切りの必要も出てくる。しかしそうした状況は同時に、よりファー・アウト・オブ・ザ・マネーのポジション構築を可能にし、高いボラティリティであるがゆえ、より有利なプレミアムを得ることができるようになる。

 相場観を磨くため様々な手法、利益見通し、株価収益率、チャートパターン、シーズナルトレードなどを試す一方、自身を一流のコントラリアンと位置付ける。

「オプションで儲けるポイントは、相場の大勢に向かって売ることだ」

 そのための物差しが「アンスバーカー指数」だ。総じてプットがコールに対し相対的に高い場合は指数は低くなり、コールがプットに対し相対的に高い場合は高くなる。コントラリアンの論理は「大衆は常に間違っている」であるから、指数が低い場合は強気、高い場合は弱気となる。指数はS&P100オプション価格に基づいている。

 コール、プットとも35ポイント・アウト・オブ・ザ・マネーの価格を単純に割って計算する。指数が0・8から1・2の間はニュートラル、それ以上は弱気、それ以下だと強気とみなす。限月乗換えの際の時間的価値の加重については、例えば3月の第1週では4月限オプションを利用、第2週では4月限を75%、5月限を25%にする。第3週は4月限と5月限を半々ずつ、第4週は5月限に完全移行といった具合だ。

 コントラリアンという立場が彼を制約する場合もある。アンスバーカーが扱うのは株価指数のオプション、それも売りのみ。分散投資の観点からこれはリスキーであるが、それに対し独自のリスク・マネージメント・プログラムを持っている。

 まず1回における運用資産全体の許容リスクを25%までと定めている。ストップロス注文の活用で、ストップのレベルはプレミアムの2倍に設定する。三つ目に彼が売るのはファー・アウト・オブ・ザ・マネーのオプションに限定している。100ポイント離れていることも珍しくない。マーケットが動意薄のときにはストラドルを用いる。単純な売りよりもプレミアムをより多く取ることができるからだ。

 73年の弱気相場時にコールの売りで大当たりして以来、彼は自説を広く世に知らしめてきた。81年には『How to Profit from the Coming Bear Market』を上梓、88年には様々なファンダメンタルズを検証し、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で87年の暴落は歴史的な強気相場の一時的な通加点にすぎないと主張した。これらの見解は当時弱気が支配していた市場では一般に受け入れられなかった。しかしアンスバーカーには巨利をもたらしたのである。


※この記事は月刊『Futures Japan』1998年2月号より転載したものです。


(参謀:梅田直人)

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