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【Trader列伝】 Vol.7 カール・アンダーレン~マーケットに合わせ自らも変わる
【FJトレーダー列伝】 参謀:梅田直人

05/10/21 18:25
【Trader列伝】 Vol.7 カール・アンダーレン~マーケットに合わせ自らも変わる
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カール・アンダーレン


【Futures Japanトレーダー列伝 Vol.7】   
カール・アンダーレン
Carl Anderen
 
マーケットに合わせ自らも変わる
 
カール・アンダーレンのトレードの旅は、今はなきドレクセル・バーナム・ランバート社のジャンク債デスクから始まった。今は独立系CTAとしてストックホルムに住む。この間、ファンダメンタルズとテクニカル売買という二つの山を制覇。1994年に興したノーザンライト・マネジメント社はウォール街と欧州、相場観とテクニカルの絶妙なブレンドによって機能している。
 

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 思春期は米国とスウェーデンの半々の暮らしだった。金融業界との関わりは、南カリフォルニア大学在学中の88年にドレクセルでアシスタントの職を得たことに溯る。「ジャンク債の帝王マイケル・ミルケン」の没落でも名を知らしめた同社から学んだことは少なくなかった。

「マイケルのことは彼の業績と合わせていまでも尊敬している。若い頃に当時の熱狂的な債券相場を内側から眺め、学ぶことができたからだ。あの経験がなかったら、今の自分はなかったはずだ」

 大学を卒業したアンダーレンは世界一周の旅に出た。スウェーデン人気質にとって、人生のチャンスはトレード以外にもあると考えての旅立ちは自然なことだった。フランスからカリブへ渡り、ジープで南米大陸を横断した。89年に冒険旅行を終え、ニューヨークで仕事を探したが、落ち着いた先はカンザスシティー、コンチネンタル・グレイン社専属の現物穀物トレーダーだった。しかしその1年後、祖国の地を踏む。

「金曜日にコンチネンタルを辞め、次の週の火曜日にはストックホルムに立っていた。カネも仕事も泊まるところもない。1年前にニューヨークに着いたときと同じだった」

 2週間後、当業者のヘッジ取引を専門に扱うルオヴォル・マッキラルナ(RM)社にトレーディング・マネジャーとして就職。RM社は後に同じスウェーデンのブローカー会社サルヴィサム(FK)社に買収されることになる。RM社でアンダーレンの取引手法は変わっていった。従来のファンダメンタルズ一辺倒からテクニカル、とりわけラルフ・ビンスの考案した『オプチマル・マネジメント・システム』に惹かれていく。

「当時は湾岸戦争の真只中。投資資金はオイル市場に殺到していた。マーケットは狂乱状態。顧客と自分を最悪のシナリオから守り、マネーマネジメントの指針を得るためにオプチマルが必要だった。ファンダメンタルズと相場観だけのトレーダーから、テクニカル分析とコンピュータ取引の信奉者になったわけだ」

 そして95年、RM社の同僚でトレーダーのパール・リンドフォッシ、FK社オーナーのアンデッシュ・ルンキリストとノーザンライト社を設立、主にベースメタルを対象としたプログラム運用を始めた。その1年後、運用対象商品を拡大してファンドを始め、再びファンダメンタルズを重視するようになる。ファンド用に開発した新しいプログラムが従来ほど価格の歪みに反応しなくなったうえ、レバレッジ効果の向上を追及していくと個々の平均取引期間が長くなり、これにはファンダメンタルズと相場観重視のスタイルがより適していると判断したためだ。
「今は以前のように相場観に頼る場面が増えている。確かに売買判断は今も価格分析がベースにあるが、ファンダメンタルズの重要性は疑うべくもない。コンピュータだけを信頼するということはない」

 今はテクニカルとファンダメンタルズを融合したシステムで商品先物(メタル、エネルギー、穀物)だけを対象に、レバレッジ効果を無視し、しかも「買い」だけの運用スタイルを通している。リターン目標はゴールドマン・サックス商品指数(CSCI)を上回ること。一つの取引期間は2週間から6カ月にわたる。

 96年5月から97年5月の1年間、GSCIの3.43%に対し、ノーザンライト・コモディティ・ファンドは16%ものリターンを上げた。

「重要なのは誇るべき売買システムを持つことではなく、市場に対して謙虚であり常に精進する姿勢。市場が常に変化しているのなら、自らもその変化に対応できるようになる必要がある。自分に合った取引スタイルを見付けることもその一つだ」

  
※この記事は月刊『Futures Japan』1997年8月号より転載したものです


(参謀:梅田直人)


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